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第2ロッテワールド近くの湖に6年間で川水433万トン注入 水位低下の原因は?


ソウル市松坡区に位置する石村湖(ソクチョンホス)が、水位低下のため、6年間で433万トンの川水が注入されていたことが分かった。人工湖である石村湖は、安全性が問題視されいる第2ロッテワールドの横にあり、ネット上では第2ロッテワールドの建設の影響を指摘する声がある。

松坡区と韓国ロッテは13日、石村湖の水位を維持するため、定期的に漢江(ハンガン)の水を注入していることを明らかにした。

水量は2009年が64万トン、10年が38万トン、11年が48万トン、12年が66万トン、13年が94万トン、14年が123万トンで、6年間で433万トンに。川水の注入にあたり支払われた水利用負担金は、7億2000万ウォンに上るという。

14年の注入量が前年より30%あまり増加していることについて、松坡区とロッテは、第2ロッテワールドの建設をめぐる市民の「不安」を解消するためだったと説明している。

ロッテは、湖上に同国最大級の国内外型テーマパークの「ロッテワールド・マジックアイランド」を有する。この建設の際では、水位を約5メートルに維持する取り決めがあったが、最近は水質管理を行う影響で水位は0.5メートルほど低下。近くで建設中の第2ロッテワールドでは14年ごろから事故が相次ぎ、市民の間で「水位低下は第2ロッテワールドが原因ではないか」との声が相次いだことから、急いで水量を増やしたのだという。

だが、ロッテ側は水位が低下した具体的な説明をしておらず、注入された水量も多いことから、市民の不安は高まる一方だ。ネット上には「第2ロッテワールドが原因だろう」「不安」「こんなに維持費がかかってるなんて」「今後どうなるの?」といった声が集まっている。

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