一般的な避妊薬と言えばコンドームだが、なんと肌に貼るだけで避妊効果が得られるという画期的な避妊薬が開発された。
開発したのはジョンソンエンドジョンソングループであるヤンセン。
形状は四角のシールになっており腕や下腹部、腰の上部分に貼ることにより避妊効果がえられる。
排卵を抑制するノレルゲストミンとエチニルエストラジオールなどが主成分で、皮膚を介して体内に吸収され経口避妊薬のような効果が現れる。
ただ確実な避妊のために何枚も同時に貼ってはならず、1回に1度のみ使用するように決められている。ヤンセンによれば1週間に1まいずつ、3週間つづけて貼れば99%の避妊効果が得られるという。
このようなシール式の避妊薬は20年前から存在していたが実用化には至っていなかった。値段は約7000円ほどだが日本では購入できない。