誰でもスマホを持つ時代になったことで、ほとんどの証券会社やFX業者はスマホでトレードができるトレードアプリを提供している。しかし機能にはアプリ間でかなり差があるため、トレードを始めるにあたり使いやすいアプリを選ぶことが大事になる。
・どの業者もトレードアプリを提供する時代に
スマホが1人1台の時代になったことで、証券会社やFX業者など金融取引ができる業者はどこもスマホ用のトレードアプリを提供している。
快適にトレードをするためにはいいトレードアプリを選ぶことが重要だ。コロナ禍の現在は在宅勤務が増えたが、それでもまだ社会人の多くは外に出て仕事をしている。仕事をしているとパソコンで常時株価や為替レートを監視し、適切なタイミングで注文を出すことは難しい。
だからこそ外出先でもスマホからトレードができるトレードアプリが必要になる。トレードで利益を出すためにはいいトレードアプリを選ぶことが必須と言える。
・注文方法が自分に合ったもの
ではいいトレードアプリはどうやって選べばいいだろうか?まずはトレードでは必ず行う注文の機能を見てみよう。注文には成行、指値、逆指値、IFD、OCOなどがあるが、自分のトレード戦略に必要な注文がついているトレードアプリを選ぶこと。
そして注文を出す手順も重要となる。これは自分のフィーリングに合ったものを選ぶのがいい。例えば確認画面なしで1回のタップだけで簡単に注文が出せるトレードアプリもある。このような迅速な注文が出せる方がいいと思う人もいる一方、確認画面がないとミスをしやすいので不要と思う人もいるだろう。
どのようなトレードアプリが自分に合うかは使ってみないとわからないので、最初はデモ口座で試してみるのがいい。
・チャート機能が豊富なツール
相場の分析に必要になるチャート機能のチェックも大事だ。スマホはパソコンより画面が小さいので、大きな画面にチャートを表示させることができない。そこで小さい画面でも見やすいチャートを提供しているトレードアプリを選ぶことが求められる。
チャート上に表示されるテクニカル指標もチェックしよう。なるべく多くのテクニカル指標が表示できるトレードアプリがいいが、あまり多くても自分に必要なテクニカル指標を選ぶのが大変になることも考えられる。むしろ自分がよく使うテクニカル指標を表示できるトレードアプリを選ぼう。
・他の機能もチェック
注文とチャート以外の機能でチェックすべき機能は、例えば配信される経済・金融ニュースが豊富かどうか、入出金できる銀行が自分のメインバンクに対応しているか、価格やレートのアラート機能が自分のニーズに合っているか、などだ。
現在では多くのトレードアプリが出回っているので、いろいろ比較して自分が一番使いやすいアプリを選ぶようにしよう。