『ラブライブ』シリーズを手がけた平山理志氏や、『ラブライブ!サンシャイン』の監督らが手がけるアニメ『ガールズバンドクライ』のプロジェクト発表会が行われた。
目次
・3社協同による大規模プロジェクトアニメ『ガールズバンドクライ』
本作品は3社協同で制作され、「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「スラムダンク」などの東映アニメーション、アーティストAimer、等が在籍し、玉井健二が主宰するagehasprings(アゲハスプリングス)、世界最大の音楽企業であるユニバーサルミュージックの3社協同プロジェクトとなる。
スタッフは以下の通り。
監督
酒井 和男
WORKS: 「ラブライブ!サンシャイン」監督 他
プロデューサー
平山 理志 (東映アニメーション)
WORKS: 「ラブライブ!」シリーズ 他
音楽
玉井 健二 (agehasprings)
WORKS: 「YUKI」「 Aimer」他、アーティストプロデュース
キャラクターデザイン
手島 nari
WORKS:「星街すいせい」 キャラクターデザイン 他
CGディレクター
近藤 まり WORKS:「魔法つかいプリキュア」 ED CG ディレクター 他
鄭 載薫 WORKS:「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」CGディレクター他
製作
東映アニメーション
WORKS: 「THE FIRST SLAM DUNK」「ONE PIECE FILM RED」他
・厳しい環境の中で生活する16歳~22歳で構成
登場キャラクターは、井芹 仁菜(NINA ISERI/Vo.)、河原⽊ 桃⾹(MOMOKA KAWARAGI/Gt.)、海⽼塚 智(TOMO EBIZUKA/Key.)、安和 すばる(SUBARU AWA/Dr.)、ルパ(RUPA/Ba.)の5名。ただ同じ学校の同じ学年とかではなく、高校を中退したりと厳しい環境で生活している16歳から22歳まで学生から社会人まで混在。中でもルパは南アジア出身で川崎はそういった人が多く国際化が進んでいることを反映している。本作のキャッチコピーは「怒りも喜びも哀しさも全部ぶちこめ。」となっている。
・リアル連動するバンド
本作品はリアルと連動する作品となっており、15歳から22歳の5名が声優兼バンドメンバーとして活動。既に活動開始しており、2023年9月14日には代官山で公開練習ライブ、2023年9月23日には渋谷で開催される「NAKAYOSHI FES.2023」にてオープニングアクトとして出演。
2021年6月から約1年半にわたり、本作のために開催されたオーディションイベント「Girl’s Rock Audition」から選ばれた理名(RINA/Vo.)、夕莉(YURI/Gt.)、朱李(SHURI/Ba.)、美怜(MIREI/Dr.)、凪都(NATSU/Key)の5名。まだまだ修行中の「トゲナシトゲアリ」というバンドだが、agehaspringsがマネジメント、プロデュースを行い、ユニバーサルミュージックからのメジャーデビューも決定、また今回発表されたアニメ作品のメイン声優として起用される。
・「イラストルック」な高精細なアニメを実現
昨今CGアニメーションは急増してきたが、今作はCGアニメののっぺり感を無くすために、独自技術にて、イラストがそのまま動いたかのような「イラストルック」技術を実現。
イラストレーターが描いたイラストがアニメーションで動いているかのような手法に挑戦している。
・キャラクターが使用する楽器 既に1年分売れる?
キャラクターが使用する楽器が受注分も含め既に1年分も売れるという店舗もあったという。アニメでは時折現実の商品とコラボし、キャラクターにそれを使用させることによりファン心を掴むことがある。別のバンドアニメではスマートフォンや、使用しているヘッドホンに注目されたりもしていた。
また今作は川崎市の協力のもと制作されており、街並みや一部実店舗がそのまま登場する。恒例の聖地巡礼箇所になるのではないだろうか。
年内には大規模なライブイベントやアニメに関する情報も解禁される。いつどういった形でアニメ『ガールズバンドクライ』のお披露目がされるか今から期待したい。