日本で数年前に話題なった“猫鍋”をご存じだろうか? 土鍋の中に猫が入って寝ているという写真が話題になり“猫鍋”と名付けられマスコミがこぞって取り上げた。猫はああいう冷たくて収まる空間が好きだと言う。
お隣韓国でも“猫鍋”が話題になっている。韓国語で「ナビタン(나비탕)」と呼ばれており、また「ミョタン(묘탕)」と呼ばれることもある。しかしこの韓国の“猫鍋”の実態は日本の可愛らしい物とは全くことなった。
この“猫鍋”の実態は、猫を釜に入れて煮込んだものだそうで、一部地域では今でも食べられている。民間療法てきな漢方としても用いられるとか。猫は生きたまま沸騰した釜に放り込まれ調理される。猫を生きたまま入れる理由は、猫の悲痛な鳴き声を聞いたら、年の厄を防いでくれると信じられていた。また大事なお客さんに振る舞うことがあり、その際は生後3ヶ月の猫を用いるようだ。
今はほとんど食べられて居ないが、釜山でも先日も600匹の猫を茹でた男性が逮捕された。このように地方では未だに続く習慣なのである。この“猫鍋”は違法だとして韓国の動物愛護団体も批判を浴びせている。
実はあのトンスルの中にも猫が入っていたのは有名な話。トンスルを売っていたおじさんも釜山なので、この近辺ではまだ途絶えていない文化なのかもしれない。
上記の写真は釜山の南浦洞(ナンボドン)の路上で撮影されたもの。この中には猫が生きた状態で入っている。
ナビタンという名前は、韓国人が猫に良く付ける名前や猫を呼びかける言葉の「ナビ」をそのまま料理名に使ったようだ。実際の猫は韓国語「コヤンイ」である。ちなみに「ナビ」は韓国語で蝶を指すので混同する人も多い。
日本の可愛い“猫鍋”を想像していた人は非常に残念だが、これが事実なのである。
「ナビタン(나비탕)」のWikipediaが見当たらないのは削除されたのか、まだ知っている人が少ないのか……。
影牢の新作がDMMで登場!(登録無料!)
コメントを見る (8)
» 韓国でも“猫鍋”が話題! その驚きの実態とは…… http://t.co/VM4wLBMTPH
猫の悲痛な声を聞いて厄払いか・・・
俺だったらトラウマになるわ(´・ω・`)
» 韓国でも“猫鍋”が話題! その驚きの実態とは…… http://t.co/R49i3ns809
"韓国でも“猫鍋”が話題! その驚きの実態とは…… | ゴゴ通信 (いま話題のニュースサイト!)" http://t.co/ywhDXFGMvx
» 韓国でも“猫鍋”が話題! その驚きの実態とは…… http://t.co/E4a1XWTfv2
>猫は生きたまま沸騰した釜に放り込まれ調理される。猫を生きたまま入れる理由は、猫の悲痛な鳴き声を聞いたら、年の厄を防いでくれると信じられていた。
» 韓国でも“猫鍋”が話題! その驚きの実態とは…… http://t.co/67IpXbM0gU
» 韓国でも“猫鍋”が話題! その驚きの実態とは…… http://t.co/R6p4QGoHDB
国が変われば言葉の意味合いもだいぶ変わってくるんだな