カナダ、バンクーバーにあるイーストウエスト・マーケット（East West Market）がこの取り組みを行っており、意図としてはビニール袋を削減するために客に買い物袋（エコバッグ）を持ってこさせるためだという。

そのほかにも「イボの軟膏卸売り（Wart Ointment Wholesale）」、「変人向けアダルトビデオ百貨店（Weird Adult Video Emporium）」と書かれたビニール袋が用意されており、どれも架空のものだ。

通常の人であればこんなビニール袋を下げて街中を歩くのは恥ずかしいはず。
店主のデビッド・リー・クウェン（David Lee Kwen）氏は「客を困らせる目的ではない」と語った。

過去にも同店ではビニール袋削減のために取り組みを行っており、5セント（約4.4円）と有料にしたが、気にしないで払う人ばかりでビニール袋削減には至らなかった。

また今回のビニール袋が話題を集め、一部の客は全ての種類のビニール袋を収集してしまい逆効果だった。ただほとんどの客はこのアダルトビデオビニール袋に警戒しているという。

カナダ政府は早ければ2021年からビニール袋やストローなど使い捨てプラスチック製の使用を禁止するという。