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佐野研二郎が事務所ウェブサイトにコメント掲載「人間として耐えられない限界状態」



本日撤回された東京五輪エンブレムをデザインした佐野研二郎氏。その佐野研二郎氏が自身の事務所のホームページ『MR_DESIGN』でコメントを発表した。そこには「エンブレムにつきまして」という文章が掲載。

佐野研二郎氏はエンブレムに関して模倣や盗作は原案、最終案共にやってないとしている。しかしそれ以外のデザインについては「エンブレムのデザイン以外の私の仕事において不手際があり、謝罪致しました。この件については一切の責任は自分にあります」と盗用問題を認めた。

取りさげた理由については「一部のメディアで悪しきイメージが増幅され、私の他の作品についても、あたかも全てが何かの模倣だと報じられ、話題となりさらには作ったこともないデザインにまで、佐野研二郎の盗作作品となって世に紹介」としており、「プライバシー侵害もあり、異常な状況が今も続いています。今の状況はコンペに参加した当時の自分の思いとは、全く別の方向に向かってしまいました。もうこれ以上は、人間として耐えられない限界状況だと思うに至りました」と心境を綴っている。

自宅や事務所にメディアが昼夜問わず来ており、プライベートが全く無い状況のようだ。それが耐えられずエンブレムと取りさげて欲しいと8月31日の夕方に打診し、本日の朝に再度話し合いで決定したという。

MR_DESIGN

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