朝日新聞が2015年10月14日付で報じた“シャワーヘッド「水通せば殺菌」 福岡のメーカー開発”という記事が今大炎上している。その記事の内容は薬剤を使わず、水を通すだけでレジオネラ菌などを殺菌・滅菌するシャワーヘッドの紹介で、有限会社田川化工が開発した新商品『助太刀K&D』に触れている物。
朝新聞の記事によると“ヘッドの内部に鉱石の「トルマリン」が組み込まれている。同社によると、通った水が電気分解される”と記載されているがこれが問題となり炎上していた。
ネットでは「今時トルマリンなんかで引っ掛かる人居るのかってレベルなのに」「トルマリンで電気分解は起きません」と指摘され、その批判を受けた朝日新聞が、訂正を公開した。
その訂正内容は記事中の「(鉱石の『トルマリン』が組み込まれたシャワーヘッドを)通った水が電気分解される」との記述は不適切と判断し、削除。
しかしこの訂正だと、電気分解の部分だけを訂正しており、殺菌作用については訂正されておらず、殺菌作用を認めていることになる。むしろ指摘されていたのは殺菌作用の方ではないだろうか。
訂正の訂正記事が出そうである。
関連記事
朝日新聞の『シャワーヘッド水通せば殺菌』が大炎上 「インチキ商品だろ」「殺菌されるはずない」