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週刊ダイヤモンドが広告代理店とネットメディアのステマを暴露!



週刊ダイヤモンド43号にてステマ症候群という特集が掲載された。そこには「広告代理店が作成したステマの相場表」として有名ネットメディア一覧が掲載されている。
この資料は週刊ダイヤモンドが2ヶ月に及ぶ取材で内部資料を入手したという。つまり内部と繋がりのある人物、もしくは広告代理店グループの人が情報を漏らしたことになる。

掲載されているのはサーチナ、J-CAST、日刊サイゾー、日刊SPA!、Pouch、INSIDEなどなど聞いたことあるメディアばかり。月間PV数、記事広告費用などが掲載されており、それに対するメディアの回答もあわせて載っている。中には「未回答」というメディアもある。

誤解しないで欲しいのは、掲載されているメディアは、広告代理店が作成した相場表でありステマと行っていたというわけではない。逆にいうとここに載っていないメディアもステマを行っていた可能性はある。
これに対して広告代理店側は見解を発表した。

昨今指摘されているノンクレジットの広告記事。PR表記の無い記事広告を大手ポータルサイトに配信しているとしてポータルサイトへの配信が切られたりと問題になっている。クライアントや広告代理店からしたらPR表記のないネイティブな広告を望むのは当然だろう。しかし見ている方が混同してしまうのは問題だと判断して大手ポータルサイトはそれを指摘し一部メディアの配信を停止。
ではこうしたノンクレジットの広告記事は違法なのかというと一概に違法というわけではない。読者が優良誤認に該当するかどうかが問題になっており、過去にアメブロで芸能人を使った広告がそれに該当する。例えば「PR」や「広告」と記載されていなくても広告だと記事の内容でわかるものであれば問題ないというわけだ。
テレビ番組でもそのテレビ番組のスタジオを使ったCMが突如始まるケースがあるが、「CMです」と出ない番組(お昼の番組)がある。それは広告だと誰もがわかるからである。

逆にPR表記が付くと広告効果は無くなるのか? 実は一概にそうとも言い切れなく、中身次第でちゃんと読まれたりする。編集部ではPR表記を行っており、過去の記事もそこそこ読まれていたりする。中身次第なのだ。
今回の週刊ダイヤモンドの記事を読む限り「記事広告=ステマ」とも捉えてそうだが、実はそうではない。

※画像は『週刊ダイヤモンド 43号』より引用。

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