日本郵政から発売されていた列車の写真入り記念切手『横浜を彩ってきたJRの車両たち』が、販売中止となった。
この記念切手は、JRから提供された写真を切手化したもの。A4サイズの台紙に82円切手が10枚印刷されており、シート単体で1500円、切手シートと題し付きで2300円となる。販売数は切手シートが1650シート、台紙とのセットが1100セットと僅かだ。
しかし、この切手シートに使われていた列車の写真の一部が、個人で撮影された写真だったことが発覚。日本郵政は6月16日、この2つの商品の販売を中止する告知を発表した。販売は10日の時点ですでに中止となっている。
告知には「切手画像の提供元である東日本旅客鉄道株式会社横浜支社から提供を受けた一部の画像について、著作権者の使用許諾を得ていないことが判明したと連絡を受け、2016年6月10日(金)より販売を中止しました」とされている。つまり、一部に個人撮影の物が混ざっており、それを無断で切手として販売してしまったようだ。
既にこの切手シートはネットオークションで高額取引されており、5000円~8000円まで値上がっている。元々販売数が少なかった切手シートだが、こんな形で販売中止となってしまった。
オリジナル フレーム切手「横浜を彩ってきたJRの車両たち」2種の販売中止