韓国が米国防総省の「日本海」表記に激怒　ミサイル問題より表記が優先？

22日、米国防総省が戦略司令部（Stratcom）名義で北朝鮮ムスダンミサイルの発射に関する公式報道資料を発表した。この中に「日本海（Sea of Japan）」との表記があったことから、「東海（East Sea）」を主張する韓国が激怒している。

資料には「ムスダンと推定される中距離ミサイルが発射され日本海（Sea of Japan）に落ちたのを検出した」と書かれている。米国防総省は、北朝鮮ムスダンミサイル発射に対応するための日米韓防衛関係者会議関連プレスリリースでも、「日本海（Sea of Japan）」と表記している。

また、米国防総省は4月26日に議会に提出した「中国、軍事安保関連の年次報告書」でも、「日本海」と表記していた。

韓国メディアは、米国の「日本海」表記について、「韓米同盟を重視する米国が同盟国が敏感に気にする部分すら守らない」としている。もちろん韓国メディアだけでなく、記事を見た韓国国民も日本海表記に激怒している。

韓国は日本海表記に敏感で、一昨年は家具店『IKEA』が韓国に進出した際も「日本海（Sea of Japan）」表記のある雑貨に対して客が激怒し、騒動に発展する出来事があった。