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【独裁運営】中高生向けアプリ『ゴルスタ』がストアから削除 公式ツイッターも削除して逃亡





中高生向けSNSアプリとして人気の『ゴルスタ(ゴールスタート)』が先日から炎上している。
炎上理由は独裁的な運営とユーザーの個人情報(氏名)を意図的にツイッターに投稿したことが原因。不意による個人情報流出ならまだしも意図的に個人情報を投稿してしまうという一番やっては行けないことを運営自らがやってしまった。

こうした背景には運営の体制にある。『ゴルスタ』に対して批判的な発言をするとアカウントが問答無用で停止され、アカウントを復活させるには反省文を書かなければいけない。批判する者に同調するものも同類とみなされ問答無用でアカウント停止。こうした運営に“独裁運営”と言われてきた。

『ゴルスタ』公式ツイッターは中高生ユーザー相手に「『威力業務妨害』として警察に通知する」「妨害メール作成に加担した人間の特定および証拠も取得できています」と脅し、反省文を書かせた。

・運営会社 サーバーダウン偽装

『ゴルスタ』を運営するのは株式会社スプリックスで、森塾なども経営している。スプリックスは現在ホームページが閲覧できないとしておりアクセスすると「ただいまアクセスが集中しているため、サイトが繋がりづらい状態になっています。 ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と表示される。
サーバーがダウンしているのかと思いきや実はこれサーバーダウンを偽装したもの。つまり同社のほかの事業に支障が出ないように一時的に運営会社のサイトにアクセスできないようにしているだけなのである。

似たようなことは昨晩に『ゴルスタ』でも起きていた。それは『ゴルスタ』を立ち上げ登録しようとしたら「通信エラー」と表示された。通信は繋がっており問題ないはずなのだが多くの人に同じ症状がみられる。
どうやら新規登録も弾いていたようだ。

・ツイッター削除 そして謎の再開

そして27日になり問題の独裁ツイッターが削除された。発言が削除されたのではなくツイッターアカウントそのものがゴッソリ削除。
そして数時間後、それに変わるアカウントが作られ再開された。つまり今までの不適切な発言は無かったこととし、何事もなかったかのようにツイッターを復活。
「【公式】みこちゃん(ゴルスタ運営) 」は「訳あってアカウントを作り直しましたので今後はこちらから発信していきます」としている。
しかしアカウント開設日が2015年1月となっており、騒動後に作り直した物ではないことが判明。既に用意していたアカウントを流用したのか成りすましアカウントなのか……。
この新たなアカウントでも相変わらずな独裁っぷりで、「惑をかけるような事をするならばこちらもそれ相応の措置を取る事も視野に入れています」とツイートしている。

・『ゴルスタ』アプリが削除

そして同じく27日、AppStoreとGoogle Playから『ゴルスタ』が削除されダウンロードできなくなった。テレビCMまで打っているアプリが突如として削除。
運営が一時的に取りさげたのか、問題があるとしてストアから削除されたのかは不明である。

独裁運営、個人情報を投稿、運営会社サーバーダウン偽装、ツイッター削除、ゴルスタ削除……数々のことが巻き起こっている『ゴルスタ』。しばらくは収拾が付きそうになさそうだ。

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