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PCデポの従業員がテレビに出演し全てを暴露 「従業員すら理解できない契約内容」「こんなの詐欺」と告発



【簡単に説明すると】
・テレビ番組にPCデポの従業員が出演
・トウゼンカードやノルマの実態を告発
・従業員すら理解できない複雑な契約内容



80代の高齢者男性がパソコン10台分の過剰サポート契約を結ばされていたというTwitterの投稿から騒動となった『PC DEPOT(デポ)』。9月12日に放送された『羽鳥慎一モーニングショー(テレビ朝日系列)』にて『PCデポ』の従業員が告発を行った。

『PCデポ』はパソコンやスマートフォンの販売のほか、設定や修理などのサポート業務を行っており、全国に店舗を構えている。社長は取材に対して「従業員一人一人のノルマはない」と語っていた。しかし従業員は接客時のチェックリストとして「トウゼンカード」というものが存在することが発覚。これは匿名でネット上に公開されたもので、テレビに出演した従業員はこれについて、「私が教えられたのは“従業員が取って当然なもの”だというふうな教え方はされました」とし「やはり実質、従業員が『これは積極的に取りなさい』という完全なノルマかなとは思いますね」と話した。これには15項目の目標値が書かれており、中には契約解除を思いとどまらせることも目標に書かれている。

・OT=おもいとどまり

また『PCデポ』では「OT」という言葉を使われており、意味は「思いとどまり」と言う。これは契約の解除をするために来店した客を思いとどまらせることを指すのだという。

・従業員すら理解できない複雑な契約書

また番組に出演した匿名従業員は次の様に告発した。「従業員すらですね、新しいプランが始まったりすると勉強会をやらなければ普通理解できないぐらい複雑な契約書なんです。お客さんがたった数時間で理解できるわけがなんですよ」と契約書の複雑さを話した。
告発した従業員は最後に「こんなのほぼ“詐欺”みたいなものじゃないかって」とし「ここおかしいと思っていない従業員がいるとしたら、その従業員がたぶんおかしいです」と『PCデポ』を指摘。

従業員は顔出し無しの完全匿名で出演となったが、ネットで話題のトウゼンカードやノルマ、複雑な契約内容も明るみになった。

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