【簡単に説明すると】
・朴槿恵大統領が検察の捜査を受け入れか
・その後退任し起訴されると韓国メディアが報じる
・在任中は起訴、逮捕が出来ない
友人のチェ・スンシル氏に機密文書を流出させたとして支持率が下がっている韓国の朴槿恵大統領。11月5日の16時からソウル光化門広場一帯でデモ運動が行われ、市民が朴槿恵大統領の退任を要求した。デモには10万人が集まると予想されていたが、最終的には20万人が集まり大規模になった。
朴大統領は検察の捜査にも協力する姿勢を見せており、4日の10時半の談話の中でも「必要なら捜査を受ける」とした。しかし韓国メディアは、捜査だけでは終わらず、退任せざるを得ないほど追い詰められていることから、退任直後に拘束(逮捕)される可能性があると伝えている。
韓国メディアは“朴大統領「捜査」の可能性…退任後起訴?”という見出しの記事で、逮捕された安鍾範(アン・ジョンボム)前政策調整首席秘書官とチョン・ホソン前付属秘書官が「朴槿恵大統領の指示で動いた」と明らかにすれば、朴大統領も刑法上共犯となると報じた。
朴大統領は現在身柄の拘束はされていないが、側近が次々と逮捕されている。韓国の法律では大統領は任期中に訴追されないため、捜査は任期満了後まで中断する可能性が高い。
強引に法律を変えて逮捕、起訴ということはしないだろう。