X

任天堂の『ニンテンドースイッチ』が中国のデバイスをパクった? 真実は……



【簡単に説明すると】
・ニンテンドースイッチは中国のパクリ?
・任天堂は2014年時点で特許を出願していた
・あとは当事者のみで係争



任天堂の新ハード『ニンテンドー スイッチ』が中国のタブレットデバイス『X300』を真似ていたとゲームブログで話題になっている。確かに形状も類似しており、『ニンテンドー スイッチ』が真似したと思われても仕方ない。

しかしことの調査を進めていくとこのハードにコントローラーを脱着出来る特許は任天堂が2014年に出願済み。それを元に改良して『ニンテンドー スイッチ』として発売したと思われる。
その出願された特許の図が下記のもの。

「中国のデバイスを真似た」、「中国の後追い」と決めつけるのは早すぎではないだろうか。任天堂は2014年時点で既に特許を出願していたということはそれ以前から似たような構想を考えていたことになる。その2014年のボタンを入れ替える特許を元に更に改良したのが、今年の1月に出願された新たな特許となる。それが『ニンテンドースイッチ』に最も近いコントローラーの脱着の特許。
更に任天堂側の特許は接合部分に特殊な仕掛けがあり、コントローラー部分に電子機能を必要無いとしている。つまりコントローラーのバッテリー無しで、操作を検知する仕組みのようだ。

特許書類上も証拠として残っているのであとは中国が言いがかりをつけてきたらこれを元に係争すれば良いだけだ。

※特許はまだ出願段階で取得には期間が掛かる