【簡単に説明すると】
・韓国ネイバーが大統領批判記事をランキングに浮上しないように操作?
・JTBCの記事は共感数12000、コメント6000の人気記事だった
・ネイバーは過去にも操作した疑惑あり
チェ・スンシル容疑者による国政介入疑惑騒動を最初に報じた韓国の放送局「JTBC」が、報道をめぐって注目を集めている。
JTBCの記事を配信を請け負う韓国のポータルサイト『ネイバー』が、自社のニュースランキングにJTBCの記事が入らないよう工作しているとの疑惑が浮上したのだ。
実際にJTBCが14日に独占報道した大統領の演説文関連のニュースは、インターネットユーザーの共感数が1万2843件、コメント数が6400件以上も集まった。しかし、ネイバーのニュースランキングにこの記事はなく、翌日も同様にランキング入りしなかった。
更に、JTBCのニュース記事が常にランキングに入っていないことも分かった。ネイバーが、JTBCが報じた朴大統領関連の批判記事を露出しないようランキングを操作していたとみられる。
ネイバーによるランキングの操作は、今回が初めてではない。朴大統領の「下野」が話題になった際には、「検索ワード」ランキング1位に歌手の取るに足らない発言が入った。この時は韓国ネットユーザーの抗議を受け、ネイバーが通常の「検索ワード」ランキングに戻している。
ネイバーは韓国最大のポータルサイトだ。影響が大きいだけに、朴大統領や大統領府に気遣うような操作を行っているとの見方がある。