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豊胸手術を受けた女性 胸に詰めたシリコンがお腹に落ちてくるトラブル 胸は壊死



【簡単に説明すると】
・豊胸手術を受けた女性が副作用を訴える
・胸のシリコンが腹部に落ちてくるトラブル
・使用禁止されているシリコンインプラントだった



11月29日、中国メディアは豊胸手術をした女性の副作用について報道した。

報道によると王(ワン)という名前の女性は、数年前に胸を大きくしたいために豊胸注射をしたという。

しかし、不思議と胸は小さくなりその代わりお腹が膨らみはじめた。症状は時間が経過するごとに更に深刻化し胸は消えてしまい胸の形がお腹に移動してしまった。

少し遅れて事態の深刻さに気付いたワンさんは、すぐに病院に駆けつけ検査を受けた。検査の結果、豊胸注射を打つ際に注入したシリコンインプラントのアメイジング・ゲルが副作用を起こし腹部に落ちたことが分かった。

更に深刻なのは、長い時間の間、炎症を放置していたせいで、両方の胸が壊死してしまった。「最悪、死ぬ可能性がある」と医師から話を聞かされたワンさんは最終的に胸の手術をうけることにした。

一方、問題を起こしたアメイジング・ゲル、1997年に中国食品医薬品安全庁から正式に承認を受けたが、副作用事例が急増し使用が禁止されたシリコンインプラントである。

しかし、既に40万人以上の人々がアメイジング・ゲル注入を受けたものと推定されており、今後の被害事例が絶えないようだ。

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