【簡単に説明すると】
・世界7位の海運会社である韓進海運が破産
・破産手続きに対して異議申し立てをしなければ破産決定
・韓進海運は大韓航空のグループ会社
大韓航空の親会社である韓進(ハンジン)グループの韓進海運が破産決定し、釜山に大きな衝撃を与えた。
40年の歴史がある海運会社、そして世界7位の韓進海運は全世界に1万人以上の失業者を出す恐れがある。
この日分かっただけでも船長や船員など670人が辞表を書かなければいけなり、韓進海運の破産により計3000人の労働者が職を失った。
2月2日、金融投資家と韓進海運によると、ソウル中央地裁破産6部は同日に、韓進海運の再生手続きを廃止。再生手続き廃止は事実上の破産を意味する。韓進海運債権団などが、今後2週間以内に異議申し立てしなければ、裁判所は2月16日に再生手続き廃止を決定し2月17日に破産が正式決定される。
米国ロングビーチターミナルの保有株式1億4823万株など韓進海運の資産売却手続きをほとんどされたという点を考慮すると、債権団が異議申し立てする可能性は事実上ゼロに近い。
韓進海運は韓進グループの持株会社として韓進海運、そしてナッツ姫で有名になった大韓航空などがある。
今回の韓進海運の破産は韓国経済に大打撃となりそうだ。