【簡単に説明すると】
・3年前に転覆したセウォル号を引き上げ決定
・引き上げるのは中国の業者
・準備に半月かかる
2014年の4月16日に転覆したセウォル号。乗員・乗客476人で内、助かったのは172人、295人が死亡する大惨事となった。
そんなセウォル号が4月5日に引き上げられようとしている。14日、海洋水産部次官はセウォル号の遺族控え室で開かれた懇談会で「セウォル号を4月5日に引き上げる準備をしている」と明らかにした。
引き上げる業者である中国の上海サルベージは12日にセウォル号の両端地点に配置し固定作業まで終えた。
13日にはセウォル号船体に設置してあったリフティング連結部分に引き上げワイヤー66個をそれぞれ半分ずつ連結する作業を始めた。
現在、事故現場には引き上げ作業に必要な船舶が10隻ほど集まっている。
海洋水産部はワイヤー接続作業に半月ほど掛かるとみており、今月末までに引き上げ準備を終えて、4月5日頃に最初の引き上げをすると予想。