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【動画】今度はデルタ航空が「黒人だ」という理由で黒人男性を追い出し 返金はたったの3分の1で謝罪は無し



【簡単に説明すると】
・デルタ航空が黒人男性を追い出し
・返金はたったの3分の1
・動画や画像が拡散され非難殺到



ユナイテッド航空がオーバーブッキングをしたという理由で無差別に選んだ乗客を無理矢理引きずり降ろした事件からまだそれほど経過していないが今度は別の航空会社で強制的に降ろすという事件が起きた。

4月18日、ジョージア州アトランタからウィスコンシン州ミルウォーキー空港に向かう飛行機に乗っていた乗客キーマ・ハミルトン(39)が乗務員に強制的に追い出され、SNSを中心に非難を浴びている。

事件の経緯はハミルトンが離陸前に突然尿意がしたと機内裏にあるトイレに行くも乗務員に「トイレを使用すると離陸することができないので暫くまって」と言われ、仕方なく席に戻った。

しかし、彼は我慢が出来なくなったようでトイレに急いだ。そのとき旅客機は滑走路に入っておらず待機状態だった。ハミルトンは最終的にトイレを済ませて戻ってきた。

機長が機内に現れ「皆さん、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。飛行機は再びゲートに戻り乗客1人を降ろす必要がある」と述べた。その降ろす必要がある乗客とはハミルトンを指している。

続いて、デルタ乗務員2人がハミルトンに近づき「荷物を降ろさないといけない」と述べた。ハミルトンは事情を説明して断った。すると機長と乗務員は機内に乗っていた乗客を全て降ろすように命じたあと、ハミルトンを除いて再び乗せたのだ。ハミルトンはゲートで連邦捜査局(FBI)の調査を受けていた。

ハミルトンは機内に居た弁護士夫婦が弁護を引き受けてくれ無事解放された。続いてデルタ航空からチケットの費用の一部を返却してもらいミルウォーキーのサウスウエスト航空機に搭乗した。
しかしハミルトンはデルタ航空から返金された金額では全く足りず、自分で3倍のお金を支払い航空券を購入する必要があった。

ハミルトンは結局当初の予定よりも数時間遅れて夜の11時に到着。さらにデルタに乗せた荷物はミルウォーキー空港に行って探さなければいけなかった。

ミルウォーキー公立学校で専任講師として働いている。ハミルトンの事情は機内の近くに座っていたクリスタロソルリノ弁護士がデルタ航空に長文の手紙を送り、同時にFacebookにも公開。それが急速に拡散した。

彼女は「ハミルトンが機内から追い出されたのは、彼の肌の色と関連がある。再びデルタ航空に乗らないことを誓う」と述べた。一部の乗客の中にはハミルトンの肩を持って共に抗議しようという意見を出している人もいる。

一方、デルタ航空側はこの日に声明を出し「今回の事件は機内安全の為、避けられない措置だった。私達の乗務員は乗客の安全の為に努力し熟練した経験を持っている」と述べた。

トイレに行かせるのとゲートまで戻り乗客1人を降ろす方とどちらが面倒が考えればわかると思うが……。建前上はトイレが理由となっているが、本当の理由は弁護士の言う通り人種的な差別もあるだろう。


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