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北朝鮮のミサイル発射後の爆発は意図的な物だった 韓国メディア報じる



【簡単に説明すると】
・4月29日に発射されたミサイルの失敗は意図的なもの?
・高度が安定しているにもかかわらず爆破
・爆発する前提で発射した



4月29日の午前5時30分頃に北朝鮮が平安南道北倉一帯から北東方向に弾道ミサイル1発を発射。その後ミサイルは爆破し失敗したとされる。

しかし韓国メディアの聯合ニュースは「意図した爆発であったと確認された」と報じている。
ミサイルが発射された方角はロシア方面で、高度71キロまで上昇し、2~3分程度飛行したのちに突如爆発。当初は失敗したものと思われていた。

だが、3000キロ以上飛行をする中距離ミサイルの場合、高度20~30キロまで上昇すれば安定して飛行しだす。4月29日のミサイルは既に71キロまで上昇しており、安定飛行の3倍以上に到達したところで突然爆発。ここに注目したようだ。

政府筋は「今回のミサイルは、単純な爆発ではなく、弾道の爆発実験のため意図的に決めてられていたようだ」と明らかにした。また、核物質なし弾道だけ爆発させ、今までとは別の形の核兵器関連の実験的なものと見ている。

同時に4月16日のミサイルの失敗も意図的なものだと推測されている。

こうしたミサイルの意図的な失敗は、挑発行為もしくは経済支援に持ち込むための策略だと思われる。またミサイルを発射しないことにより自国民から批判されている金正恩が、メンツを保つために発射した可能性もある。

つまり、4月29日のミサイル発射失敗により粛正される北朝鮮の担当者はいないということだ。

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