【簡単に説明すると】
・北朝鮮メディアが14日に発射されたミサイルが画像を公開
・ミサイルは試験発射だった
・「発射は成功」と報道
北朝鮮が5月14日早朝に平安北道付近で発射した新型長距離弾道ミサイルの画像を15日になり北朝鮮メディアが公開した。
公開されたのは「火星-12型」というミサイルで、このミサイルを公開したのは初めて。北朝鮮メディアの北朝鮮官営朝鮮中央通信は、試験発射だったと発表しており、また「試験発射に成功した」と報道。続けて「予定された飛行軌道に沿って最大ピーク2111.5kmまで上昇し、距離にして787km公海上の目標位置まで正確に打ち上がった」と明かした。
そのほかにもミサイルを運び出す写真や、発射後に大喜びする金正恩とその取り巻きなどの写真も公開。その様子を国民に伝え、それを見た市民は大喜びしたという。
「火星-12型」の推定性能は射程距離が5000~6000kmに達し、長距離用IRBMに分類することが出来ると報じられている。北朝鮮と約5500km離れたアラスカ(アメリカ)も射程距離に入る。
メディアによってICBMとIRBMが混同しているが、射程距離がハッキリしていないためだろう。