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親に悪臭がするケージに14年間も監禁された少年が保護される 外の世界をほとんど知らず言葉すら話せない状態



【簡単に説明すると】
・生まれてから14年間ケージに監禁されていた少年が発見される
・外の世界を知らない状態
・両親は逮捕されるが、その後釈放



生まれてから14年間も監禁されていた少年がいたと報道されている。

5月11日、イスラエルのアパート一角にあるシートやゴミに埋もれたケージに監禁されていた14歳の少年が警察に保護された。

地元自治体の職員はこの日、アパートの住民が「悪臭がする」という苦情を受けて調査を開始。しかし、家のドアはロックされており呼びかけても返事は無かった。

もしかして死体でもあるのではという疑惑に警察に通報。駆けつけた警察はドアを叩き壊し、異臭がする部屋に入った。

隠れていた夫婦は強く抵抗し、警察はアパート裏手にあるケージに監禁されていた少年を保護。夫婦2人はその場で逮捕された。

・月に1~2回深夜に散歩させていた

この様子を見ていたアパート住人は「チャンネル2」のインタビューで、「少年はまるでホラー映画のゾンビのようだった。しかし目は『私を助けてください』と訴えていた。警察が足を踏み入れた部屋はゴミだらけで、一緒に来た児童福祉課職員は、目に涙していた。私が子供を最後に見たのは数年前で今回が2度目だった」と語った。

警察は、親の虐待を疑ったが、二人は「息子が病気を患っており、外に出ないように監禁していた。月に1~2回ほど真夜中にケージから出してアパートの庭を散歩させた」と述べた。

・出生届すら出しておらず言葉も話せない状態

この家族は8年前にこのアパートに引っ越してきて、夫婦は50代のロシア人夫婦で少年はイスラエルで生まれたものと推定される。出生届すら出されていない少年は静かに暮らしており、学校にも行かなかったためヘブライ語も話すことが出来ない状態。

警察によると「言葉自体理解しているのかも不明である。現在は心身ともに異常がないか確認中」と明らかにした。必要な教育と環境を与えずに育児を放棄した親だが、警察は「虐待はなかった」と夫婦2人を保護観察として釈放した。



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