【簡単に説明すると】
・中国の秘境に作られた駅が壮絶
・2015年に作られた比較的新しい駅
・周辺の開発が遅れ駅だけが出来る事態に
中国の田舎に作られた駅が話題になっている。話題になっている駅は重慶市にある地下鉄の曹家湾(ツァオチアーワン)駅。何故話題になっているのか?
それは駅の周りが未開発で何も無いのだ。何も無い場所にポツンと作られた地下鉄の入口。まるで核シェルターのようなたたずまい。
しかし中に入ると近代的な駅となっており、綺麗な駅構内や自動改札まである。そればかりか地上へあがるエレベーターも作られている。
この駅は2015年10月に作られた比較的新しい駅で、都市開発の一環で作られた駅。本来はこの周辺にマンションが建ち並びやショッピングセンターなどの施設が作られる予定だったが、地下鉄だけが作られマンションは未だに建設されていない。
この駅の利用者は多い日でも20人くらいで、ゴースト駅となっている。
駅から下りてもバスターミナルやタクシーすら無く、村までは自力で行かなくてはならない。
駅の作られた場所はどこなのだろうか? 見えないだけで本当は村があるんじゃないのか? そう思って地図で確認したところ、本当に秘境のような場所にあり、開発失敗がうかがえる。駅から数百メートル歩くと道路が見えるが、街に行きたいなら北にある蔡家駅の方が便利だろう。この地下鉄の6号線そのものも2013年に開通したもの。
この情報は2015年なので、現在は少しは開発されているかもしれない。