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白血病になった息子の治療費が高額に 父親が女装して治療費を稼ぐことに



【簡単に説明すると】
・白血病の息子を助けるために父が女装
・当初は母親が代理母をして稼いでいたが見ていられなくなった
・父親が女装して代理母を募った



中国の男性が白血病にかかった息子の治療費を稼ぐ為にとんでもない行動に出たと話題だ。

中国の四川省成都の病院前にて、男性が薄水色のワンピースを着てかつらをかぶって立っている。男性の隣には「白血病にかかった息子のために治療費が必要です。代理母になり、30万元(約500万円)をください。助けてください」と書いた立て札と寄付金箱が置かれていた(代理母については後出参照)。

中国メディアによると、息子は白血病にかかり、既に20万元(330万円)以上を既に使用。その内8万元(130万円)は周りから借りたもの。工場で働き月6000元(約10万円)を稼いだが、通帳のお金は即座に無くなってしまった。
夫婦は慈善団体のドアを叩いたが支援を受けられず、息子の骨髄移植のための手術費は自腹となった。

医療機関では無く、個人が血液や精子を売ることは違法であるが、「他に方法がない。この方法が子供を助けることが出来ることを願っている」と話した。この方法を思いついた切っ掛けに対して「妻が新聞を見て、代理母をしようと決心した。そんな妻を見てられなくなり、私が代わりに女装して妻に変わって街に立つことにした。女装については人々が誤解するかと思ってやむを得ず女装した」としている。

当初は妻が1人で立って代理母になり治療費を稼いでいたが、男性は妻が1人でそんなことをしているのを見ていられないと、妻の代わりに女装して代理母の代わりをやった。もちろん本当に出産するのは妻の方である。
ここで言う代理母とは、不妊女性の代わりに代理出産することを指す。その代わり高額な報酬が貰える。もちろん一般的なカンパによる募金も受け付けているが、当初母親が新聞を見て思いついたのはこの代理母による方法だった。

しかし、街ゆく通行人は女装した彼が男であることを知り、詐欺ではないかと疑いの目を向けた。彼は「私の商売で息子の治療費を用意したい。息子を売って嘘をつくのは嫌だ、そんなやつがどこにいるのか」と述べた。

この女装したお父さんの事情を知るとネットユーザーは「お父さんの姿を見る度に胸が張り裂けそうになる」「助けてあげたい」「早く完治してほしい」などの反応を見せ、実際に応援のメッセージを送った人もいた。


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