【簡単に説明すると】
・センサーで泡が出てくる洗面所に激怒
・黒人の手だと全く反応せず「人種差別だ」
・ほかにも顔認識システムやゲーム機でも同様に黒人は認識しづらい
公衆トイレに設置された自動ハンドソープディスペンサーに対して「人種差別だ」と批判が挙がっている。
同じ公衆トイレのハンドソープディスペンサーでも、白人なら問題なく動作するが、黒人の手だと全く反応しないことに対して「人種差別」だとその問題の公衆トイレの動画を公開した。
このハンドソープディスペンサーは赤外線技術を使用しており、手の平に赤外線を当てればセンサーが反応(反射)し作動するという原理。日本でも水道などで多く使われているのでご存じの人も多いだろう。
今回黒い肌が認識しなかったのは、肌が黒いだけでなく、光の当たり加減で十分に赤外線が認識できなかったためではないかと思われる。
いずれにしても仕様で黒人の手に反応しないわけではない。
同様の例として、ゲーム機の周辺機器、『Xbox 360』の『Kinect(キネクト)』やヒューレットパッカードの顔認識システムは黒人の顔をかなり認識しづらいことで話題となった。
Googleフォトのオートラベリングシステムも、黒人を「ゴリラ」と誤認した問題が発生したことがある。
センサーに反応しない動画は下記より閲覧可能。