【簡単に説明すると】
・北朝鮮でWi-Fiが入る場所が話題に
・市民がまともにネットが出来るスポット
・無断で使うと処罰を受ける?
北朝鮮ではインターネットと指すと、国内のみに限られたネットワークのことを指す。つまりイントラネット状態で、一般市民が国外のサイトにアクセスすることは出来ない。
もちろん金正恩や特別な幹部、許可された者は普通にインターネットが使用できる。
しかし、そんな北朝鮮でWi-Fiが入り、まともにインターネットが出来る場所として注目を集めている場所がある。
平壌大同江区域の北繍洞(プクスドン)と言う場所。そこにはドイツや英国の大使館などがあり、公館の西側周辺にてWi-Fi電波が入るという。Wi-Fiが入るのは公館から半径約20メートル程とされている。
そのほかにもう1箇所、平壌科学技術大学がWi-Fiが使用可能だ。そこには外国の教授が集まっており、センターでのみWi-Fiが使用可能。
しかしこれらのWi-Fiが北朝鮮の住民に知られ、建物から出てるWi-Fi電波に接続しネットサーフィンした者もいたという。
大使館が集中している平壌大同江区域は無線回線でのインターネットが使用可能だという理由で、住宅価値まであがった。
Wi-Fiにパスワードが掛かっているのかどうかは不明であるが、仮に掛かっていたとしたら関係者が漏らした可能性もある。
また無断で使ったことがバレたら処罰を受ける可能性もありそうだ。