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貧しい子供達に寄付したはずの12億円を横領し豪華パーティー 寄付団体幹部らを逮捕 実際の寄付額は1.7%



【簡単に説明すると】
・韓国の寄付団体が横領事件
・12億円のほとんどを使い込み
・実際の寄付は1.7%のみ



恵まれない子供達に寄付された128億ウォン(約12億8000万円)をオフィスの運営費と自らのお小遣いとして懐に入れ横領した寄付団体の会長と幹部が逮捕された。

ソウル地方警察庁は常習詐欺・寄付金品の使用に関する法律違反容疑で寄付団体の会長(54)と女性(37)に対して逮捕令状を出したと11日発表。また同団体の関係者も書類送検した。

警察によると、2014年から現在まで寄付団体や教育コンテンツ販売を一緒に運営し、4万9000人から寄付金128億ウォンを受け取っていた。

この団体はソウルや仁川など首都圏に21の支店やコールセンターを構えて運営し、4年の間に実際に寄付されたのは128億ウォンの内、1.7%のみだった。またその1.7%の2億ウォン(約2000万円)は現金での寄付では無く、インターネットの英語の講義が見ることができる会員IDがセットアップされている格安タブレットPCを購入したもの。

寄付者を受けた人は1人に対して最小で5000ウォン(500円)、多い人で1600万ウォン(160万円)になっていた。

会長は「家庭環境が厳しい若者や体に障害のある児童への教育支援する」として、無作為にいろんな人に電話をかけて支援を要請し、更にクレジットカードの分割払いでの寄付もさせていた。

また、寄付をしていたかのように見せるために自分達が寄付の一部を渡した福祉施設からの寄付の偽の領収書を発行しようと試みていた。

幹部らはこの多額の寄付で外車を買い、海外旅行など豪華な生活を送り、従業員らはヨットでパーティーまでしていた。

・慰安婦像の寄付金も横領?

寄付金の横領を巡っては過去に慰安婦像を建てた民間団体が寄付の一部を私的用途に使用した疑惑。
寄付金は4200ウォン(約420万円)で、その内一部を私的用途に使用したと認めた。会長は「多額のお金が入ってきたため一部を使用した」と事実上認める。
2015年8月に解放70周年を迎え、光州市庁の前に「光州慰安婦像(平和の少女像)」が建てられた。この光州慰安婦像は8月13日に光州市庁前の森広場に建てられたもの。像の制作費はクラウドファンディングと個人募金活動により準備された。


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