【簡単に説明すると】
・博多高校で生徒が教師を暴行
・学校側は謝罪文をウェブサイトに掲載
・他校の謝罪文に類似している?
9月28日、福岡市の私立博多高校で男子生徒が男性教師に暴行する事件があった。授業中にiPadを使用していた生徒を複数回注意したが従わないため、取り上げると生徒が背後から何度も蹴りを入れたり、胸ぐらを掴むといった暴力に発展したという。その暴行の場面は別の生徒により撮影され、SNS上で拡散した。
同高校では今回の事件を受け、ウェブサイトに謝罪文を掲載。しかしその謝罪文が、2015年に別の高校が発表した謝罪文と酷似しているとして話題になっている。
それは浦和学院高校の生徒がJリーグ選手に対して差別的なツイートをしたことを受け、高校側が発表した謝罪文。そのときの文章が次の通りだ。
“本校では、これまで国際教養とライフスキル教育を推進し、様々な機会を通じてあらゆる差別が絶対にあってはならないものであることを教育して参りました。また、SNSの利用につきましても、その危険性を教えるとともに誹謗中傷や無断掲載等は決して行ってはならないことを指導して参りました。にもかかわらず、こうした行為を予知予防することが出来なかったことは遺憾であります。生徒指導が至りませず、誠に申し訳ありませんでした。”
そして今回発表された博多高校の文章。
“本校では、これまでも道徳教育を推進し、暴力は絶対にあってはならないものであることを教育してまいりました。また、SNSの利用につきましても、その危険性を指導してまいりました。にもかかわらず、今回の件を防ぐことが出来なかったことは残念でなりません。私どもの指導が至りませず、誠に申し訳ありませんでした。”
これは、たまたま似てしまったと言えるレベルだろうか。もしかしたら、元となる謝罪文テンプレが存在するという可能性もある。
また謝罪文には「SNSの利用につきましても、その危険性を指導してまいりました。にもかかわらず、今回の件を防ぐことが出来なかったことは残念でなりません」と言う一文がある。
今回の件は撮影者が他校の友人に動画を渡し、それを見た友人がSNSに投稿したことで発覚している。上記の謝罪文は「SNSで発覚したので隠蔽できなかった」とも取れるため、その内容にも批判が集まっている。
なお編集部では取材のため同校に電話したが繋がらないため、ファクスにて質問状を送付したが未だ返事はきていない。
関連:【動画】博多高校で生徒が教師へ暴行で逮捕 撮影された動画がネットに拡散し炎上
関連:【動画】高校の授業中に生徒が先生に蹴りを入れる動画が拡散 周りはそれを見て爆笑
コメントを見る (2)
別に似てても問題ないんじゃないかな・・・???
そんなことでつつくのはどうかと・・・。
他人のあら探しをする前に、まず、自分の文章を見直しましょう。
大人の言葉で、『校正』っていうんですよ。