【簡単に説明すると】
・ダヴの黒人差別に続いてニベアも批判殺到
・ニベアクリームを塗ると黒人の肌も白くなると表現
・SNSを通じて不買運動に発展
ボディーソープなどで有名なダヴが黒人差別の動画広告をネット上で流していたとして批判が殺到した。
広告の内容としては黒人が服を脱ぐと白人女性になると言う表現。何故この広告にOKを出したのか不明だが、もちろん米ダヴに対して批判が相次いだ。
そんなダヴの騒動から半月、今度は世界的に有名なニベアが黒人差別広告で問題となっている。広告の内容は黒人女性が憂鬱な表情でニベアクリームを塗ると肌が白人のように白く変わっていくというもの。更に肌が白くなり外出すると男(おそらく旦那)と娘が彼女に反応し喜ぶという場面がある。もちろん黒人にこのクリームを塗っても肌は白くならない。
問題となった広告はガーナ、ナイジェリア、セネガル、カルメーンなどで放送されているテレビCMで屋外の広告も展開している。クリームを使っているのはナイジェリアで有名なOmowunmi Akinnifesiという実業家のモデル。
このニベアの広告を見たネットユーザーはSNSにて「#PullItDown(それをおろせ)」というハッシュタグを付けて投稿し不買運動まで起こしているほか、イギリスの起業家ウィリアム・アドアシは「ニベアはアフリカ人の皮膚を白くすることができない。ゾッとするわ」とこの広告を批判した。
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