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ロシアの動物園で虎が飼育係を襲う瞬間の写真 客が応戦し飼育係は一命をとりとめる



【簡単に説明すると】
・ロシアの動物園で虎が飼育係を襲う
・その瞬間の写真
・客が応援し飼育係は助かる



ロシアのロシアカリーニングラードにあるチェリャビンスク動物園で飼育係がシベリア虎に襲われるという事件がおきた。虎は飼育係に乗りかかり今にも食べようという勢い。

それを見ていた客は大騒ぎになるも必死で襲われている飼育係を助けるため、大きな音を出したり石を虎に向けて投げたり、また男性客はカフェから椅子とテーブルを持ってくるとそれをフェンス越しに投げ入れ応戦した。それにより虎は襲うのをやめ、飼育係は助けられた。その後動物園のスタッフがかけつけ虎に鎮静剤をうったという。

この襲われる瞬間を別の客が撮影しており、その凄まじさが伝わってくる。

飼育係を襲った虎は2001年7月1日に生まれたタイフーンという名前の15歳の雌虎。通常、飼育係が虎に餌をあげる際は、虎が入ってこないように部屋が分離されている。つまり虎を餌の場所から追い出しそこに餌を置き、飼育係が出たあとに虎をその部屋に入れる。
しかし施設の問題で虎が入ってきてしまい、飼育係が襲われてしまったという。

動物園によると15歳にもなるこの虎が人を攻撃したのは今回が初めてだという。動物園側は虎を安楽死させる措置はとらないと述べた。
また虎は自分の領域に無断で入ってくる者を攻撃する性質を持っており、今回の事件は本能に基づいた「防御」だとしている。

飼育係は病院に運ばれ、現在意識もあり呼吸は安定しているが、怪我が非常に深刻だという。今回の事件について検察と警察が合同で捜査を行うという。



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