【簡単に説明すると】
・サウジアラビアの王子が乗ったヘリが原因不明な墜落?
・王位継承で争っていた
・反対派粛清のためという解釈も
サウジアラビアでモハマドビンサルマンアルサウド(32)の第1王位継承者(皇太子)の王位継承作業が進む中で、王子がヘリコプター事故で死亡する事故が発生した。
死亡したのはアシール州の副知事を務め元皇太子の息子のマンスール・ビン・ムクリン王子。ヘリには王子のほかに政府関係者7人が乗っており、国境付近でヘリが墜落事故を起こした。しかしヘリの墜落原因については不明で、現在ヘリの残骸の捜索作業が行われている。
死亡したマンスール・ビン・ムクリン王子の父はかつて皇太子であり、2015年にサルマン国王によって皇太子職を剥奪された。
事故が起きるまえの4日、現地メディアはサルマン皇太子が率いる反汚職委員会が汚職を取り締まり、王子11人、現職大臣4人など数38人を逮捕したと報道。
これに関係して、マンスール・ビン・ムクリン王子はサルマン皇太子が王位継承の過程で、反対派を粛清したのではという解釈も出ている。