【簡単に説明すると】
・大学生がギャンブルで借金
・カラープリンターで印刷しお店やタクシーで使っていた
・わざわざカラープリンターを購入
韓国の大学生が5万ウォン(約5000円)、と1万ウォン(約1000円)の紙幣を印刷しタクシーで使ったり買い物したとして11月16日に逮捕された。
大学生のAさんは7月23日午後7時50分頃に、釜山海雲台(ヘウンデ)区にあるホテル前にてタクシーから降りる際に基本料金2800ウォンを5万ウォンで支払い、4万7200ウォンのお釣りを受け取った。
また警察の捜査の結果、Aさんは7月14日から26日まで、釜山の市場や露店で偽造紙幣を使用したり深夜の時間帯にタクシー料金の支払いに計14回にも渡って出しており、22万ウォンを不正に受け取っていた。
大学生であるAさんがインターネットギャンブルサイトでお金を使い果たして、数百万ウォン相当の借金を抱えており、偽造紙幣を印刷することを思いついたという。そのためにわざわざカラープリンターも購入したという。
あえて深夜のタクシーを狙ったのは暗くて識別が困難なためで、少ない基本料金で大きな額の偽札を出してお釣りを付け取っていた。
警察関係者は「光に照らしたり、ホログラムを確認したりして被害を予防してほしい」と警告した。
・日本でも似たような事件が
日本でも昨年に似たような事件で逮捕された人物がいる。逮捕されたのはインターネットの有名配信者で、2016年1月19日の午後10時半に飲食店で偽造された1万円札を使用。ただこの男性は自ら偽札を印刷したのではなく、リスナーから偽札を渡され、気付かずに使ってしまった。そのため不起訴処分となった。
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