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強姦の冤罪で半世紀も刑務所暮らししていた男性がようやく出所 19歳に逮捕され65歳で出所



【簡単に説明すると】
・強姦の冤罪で45年間投獄された男性が出所
・被害者女性と違う男性を無理矢理逮捕
・11月15日に出所し65歳に



1971年、ルイジアナ州バトンルージュにて看護師を強姦した疑いでとある男性が逮捕された。その男性の名はウィルバート・ジョーンズ。

実はこのウィルバート・ジョーンズは犯人でないにも関わらず45年間も刑務所に投獄されていたのだ。

当時19歳だったウィルバート・ジョーンズは逮捕された際に強く潔白を主張。一方、被害者女性は複数の容疑者男性候補の中からジョーンズを指さし「この人が一番似ている」と言ったものの直接見た際は「犯人はこの人より背が高く声も高かった」と証言。

当時の事件の概要は次の通り。1971年にバトンルージュの病院の駐車場で看護師に銃を突きつけ拉致、同年10月2日の夜に建物の裏で強姦。

事件発生後に被害者の証言と一致する男性が誘拐強盗の疑いで逮捕された。しかし、ジョーンズが犯人だという確かな証拠がなく、被害者女性も犯人と違う点があると証言しているにもかかわらず、裁判所は強盗犯ではなくジョーンズを犯人として断定してしまったのだ。

ジョーンズは1974年の裁判で仮釈放無しの有罪判決後に逮捕されてから45年間の歳月、常に自分の無実を主張してきた。服役中の人を助ける団体「イノセンスプロジェクト(Innocence Project)」の支援のお陰でようやく潔白を証明することが出来た。

ジョーンズの弁護士エミリー・モーは「ジョーンズは19歳に逮捕され1万6000日以上刑務所で過ごし65歳になった。彼は自分と無関係な罪をかぶり生涯を無駄にしたが、神と人間の信仰だけでしっかりと支えられた」と語った。

家族や友人、団体や多くの人が15年間も戦ってくれたお陰でジョーンズは2017年10月31日に完全無罪を宣告され、11月15日に出所した。出所時には多くの報道陣や関係者が出迎えたという。

また、被害者の女性は2008年に亡くなっており、夫が「ジョーンズは刑務所に長い期間いた。今後は家族と一緒に余生を送って欲しい」と述べた。

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コメントを見る (1)

  • 日本にも「あの位置からだと痴漢が可能だ」といって有罪にしたキチガイ判事がいるからな。油断はできない。