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ブラウザ『Firefox』の最新バージョンで使えないアドオン続出! 高速化と引き換えにアドオンの互換性が犠牲に



【簡単に説明すると】
・『Firefox』最新バージョンが爆速
・新しい技術によって作られたアドオンのみが動作
・旧バージョンに戻す人も



ウェブブラウザ『Firefox』の最新バージョンが公開され、その最新バージョンは今までのものよりも高速化されたことがウリになっている。

バージョン57以降が該当の新バージョンで、「Firefox Quantum」と呼ばれている(ブラウザの名称ではなくプロジェクト名)。

この新Firefoxはブラウザエンジンをイチから作り直し処理速度を2倍にまで引き上げたという。Mozilllaは「Rust」と呼ばれる独自のプログラミング言語を開発し、それにより並列処理を最適化。それによりマルチコアCPUの支援を最大限に引き出せる。

しかし、今までの『Firefox』と大きく設計が異なる事から不便な点も多々出てきている。それは『Firefox』の主要機能であるアドオンの互換性だ。
Firefox Quantumにすると過去のアドオンの多くが動作しなくなってしまう。

Firefox57以降は新技術により作られたアドオンのみが動作する。一部は既に対応しているが、まだ多くのアドオンは未対応。

使えなくなったアドオンはアドオン一覧で無効化されてしまっている。「代わりのアドオンを探す」というボタンがあるがそう簡単に似たようなアドオンが見つかるかと言えばそうでもない。

『Firefox』をメインで使っている人はバージョンを56に戻している人もいるくらいだ。以前のバージョンに戻すのは簡単で、MozillaのサイトよりFirefox 56.0.2をダウンロードしインストールするだけ。最新のFirefox 57は削除する必要なく、別でインストールされる。

アドオンが一通り対応するまで、アップデートを控える人も多いだろう。高速化された新バージョンを取るか、アドオンを取るかである。

以前のバージョンはこちら

コメントを見る (8)

  • アップグレードしたらやや軽くなった。
    (個人設定や便利なアドオンの大半が死滅したぶん軽くなった)
    利便性?最悪…

  • 速さをハッキリ感じられるくらい、明確に速くなった。
    そして、ハッキリ明確に速くなった代わりに、ブラウザとして使い物にならなくなった。
    5分ほど使用して、56.02を再インストール。
    このままだと近日中に、FireFoxそのものからサヨウナラ。

  • 早いだけなら、chromeとか、別のブラウザが幾らでもあるからね。
    多少重くても使ってたのは、お気に入りのアドオンがあって、使い心地が良かったから。
    autopager とか、firegestureとかが使えなくなった時点で、俺にとっては価値が無い。

    しかも、アップデートのたびにアドオンがドンドン使えなくなるのは今まで何度目だ。
    今回が一番酷いけど、それだけじゃなくて、今までの積み重ねがあって、もう、firefoxの更新自体が嫌になってる。

  • なんだか知らないけど、ATOKが使えなくなった IMEは使える これはマイクロソフトの陰謀だな

  • Fire Foxを使っていたんじゃなく、Fire Foxのadd-onを使っていた。
    Fire Foxを作ってる連中には、こんなこともわからんのだな。