【簡単に説明すると】
・ベジタリアンが飛行機で食事を要求
・出てきたのは剥いてもないリンゴとナシ
・渋々それを食べることに
ベジタリアンが飛行機にのり機内食を食べようと、食事を要求したところ、果物がそのままの状態で出てきたという。
問題の航空会社はアビアンカ航空で、11月18日に飛行機に乗りベジタリアン専用の食事を要求したらラップに包まれたリンゴとナシが出てきたと報告し、それをTwitterにも投稿。また食べるための物なのかナイフとフォークもついており、「それで自分で剥いて食べろということなのか」と激怒。
あまりにもやる気のない機内食に抗議したところ乗務員は「ベジタリアン専用の食品の準備ができていない」と回答。結局他の人がアツアツの機内食を味わう中、この人は果物を食べることにした。
これを見たネットユーザーは「菜食主義者であるが果物主義者ではない」「私も似たような経験がある」と意見を投稿した。しかし一部のネットユーザーは「ベジタリアンは搭乗前に機内食を事前に用意してもらうように言わないとダメなんだよ」「予約してない状態で完全なサービスを望むのは欲張りだな」と批判する意見も挙がった。
アビアンカ航空側は「私達はいつもサービスを重視している。ベジタリアン機内食をこのように提供することは会社の基準かどうか、調査したい」と明らかにした。
・過去にはバナナ騒動も
今年4月20日にも似たような騒動がおき世界中で拡散した。グルテンフリーの機内食を注文したロンドンの男性に対して、バナナ1本だけが提供されたのだ。今回と同じくナイフとフォークつきであった。このときに乗っていた飛行機はANAで、事前にグルテンフリーを予約注文していた。
しかしこの騒動、あとあと調査してみると、男性は9時間の搭乗時間の内にバナナだけでなく、かなりの食事を提供され、グルテンフリー特別食と夕食を食べ男性は「量が少ない」と通常の食事まで食べていた。
つまりこの9時間の間にバナナ1本ではなく、朝食がバナナ1本だったことに対して男性がツイートし、それをFOXニュースなどが取り上げ拡散した。それを踏まえると、今回のベジタリアン機内食騒動もリンゴとナシ以外にも何か食べていた可能性もある。
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