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遺体を液体化する葬儀が導入 液体化された遺体はそのまま街の下水に



【簡単に説明すると】
・遺体を液体にする技術
・アメリカに続きイギリスでも実施
・下水にそのまま流すため不安に?


亡くなった人は一般的に土葬するか火葬するのが一般的であるが、ここ最近液体にするという研究が進められ実際に使われている地域もあるという。

アメリカでは既に実施されている州があるが、この度イギリスで新たに実施されようとしており、波紋をよんでいる。

この葬儀方法「水分火葬(water cremation)」とも呼ばれ遺体をレゾメーターと呼ばれる機械に入れて、152度に加熱したあとアルカリ性溶液にて溶解させるというもの。その後、遺体は3時間で液体となり機械の中には骨だけが残される。

残った骨は納骨箱に収められ遺族に渡され、溶解した液体は、排水溝から排出される。

このような「水分火葬」という葬儀法は、現在、アメリカのフロリダ州、ミネソタ州、カリフォルニア州、シカゴ州の4つの州ではすでに実施されているという。

この技術そのものは2011年に話題になったがここ最近この技術が実施され再度話題になった。

しかし、このような葬儀法について、アメリカの廃水会社は「溶けた遺体が下水に流されみんなが不快感を感じる」というコメントをした。
これに対して科学者は「排出される液体は、無菌であり、DNAなどはない。これは自然な工程である」と主張。

この度新たに実施されようとしているイギリスのウェスト・ミッドランズの議会では「葬儀業界は進化し近代化している。私たちは人々に、より多くの選択肢を提供している」と水分火葬に対して肯定的な立場を見せている。

ウェスト・ミッドランズの議会は、この技術の導入のために30万ポンド(約4500万円)を使用する予定だと明らかにした。

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