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ナッツリターン騒動 元副社長に懲役3年の求刑


「ナッツを袋から出して提供していない!」そんな些細なことで、離陸中の飛行機を戻し乗務員を降ろしたして問題になったナッツ女王こと大韓航空のチョ・ヒョナ元副社長。

チョ・ヒョナ元副社長の公判が行われ、検察は懲役3年を求刑した。2日にソウル西部地裁で開かれた公判で検察は「公的輸送手段を制御して安全を脅かした」とした。
またそれだけでなく「チョ・ヒョナ元副社長は役員達を介して証拠を隠滅し、国土部の調査を妨害するなど、捜査に影響を与えた」としている。

公判の争点である航路変更に関しては「航路は航空機のドアが閉まったときから開かれるまでが航空機の運航する過程である」としており「飛行中だけでなく、空港の滑走路や水上飛行中なども全てが含まれる」と説明。
実際の航空事故の70%以上が航空機の離着陸過程で発生するという。

今後の公判によりこの求刑がどう変わって来るのだろうか。