【簡単に説明すると】
・北朝鮮が平昌五輪の開催前日に軍事パレードを行う
・今までとは異なり控えめ
・しかしミサイルや武器は披露
北朝鮮は8日の午前に軍節記念として大規模な軍事パレードを行った。昨年4月に行われた軍事パレードと比べると内容が控えめだったことがわかった。
北朝鮮の政府筋によると、北朝鮮は8日の午前11時30分から午後1時まで平壌の金日成広場で軍事パレードを開催。
軍事パレードには兵士1万3000人など多数の人員を導入し、ミサイルなども披露された。しかし政府は「「昨年に比べると内容や構成が控えめだ」と述べた。
パレードの時間も昨年4月は午前の10時から午後の1時までだったが、今回は午前の11時30分から午後の1時までと半分の時間となった。
また例年とは異なり、この日の行事の実況中継もなかった。北朝鮮が軍事パレードをする時、ほぼ実況中継をしていたことを考慮すれば、極めて異例だという。
公開された兵器はミサイルと移動式車両発射台などで、火星-15型などICBMも公開されたと見られる。平昌五輪開催前日に武力や同様な軍事パレードを行い、外部への宣伝に活用する場合はむしろ非難を浴びると懸念を考慮したという解釈である。