【簡単に説明すると】
・平昌五輪の選手村とボランティアとの待遇の差が酷い
・選手村は個室でベッドで快適 施設も充実
・ボランティアは雑魚寝で周辺に何も無し
平昌五輪の選手村とそれを支えるボランティアスタッフの待遇に差がありすぎると話題になっている。
選手村は入口に「わが家のように快適な平昌2018選手村」と横断幕が書かれており、その快適さを謳っている。
2015年7月に着工された選手村は2017年12月に竣工された。平昌選手村は15階建てが8棟で600世帯が入居可能で180億円を投資。江陵選手村は25階建てが9棟で922世帯が寝泊まり可能。こちらは214億円を投資。
部屋には冷暖房やベッド、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、シャワー、トイレなどが完備されており、近くにはコンビニ、美容室、レクリエーションセンター、フィットネス、宗教施設、銀行、郵便局などの設備が整っている。
・劣悪がボランティアの待遇
優遇されている選手村に比べてボランティアの待遇は非常に劣悪と言って良いだろう。個室までとはいかないまでも、選手村は1~3人ごとに部屋が与えられ快適に過ごすことが可能。
しかしボランティアはベッドどころかまともに寝る場所も無く、空いたスペースで雑魚寝状態。布団も綺麗とは言えずボランティアスタッフの疲れが取れる環境では無さそうだ。
もちろん男女入り乱れて寝るためセクハラ被害も多いという。
ボランティアの寮は新たに作ったものではなく、閉校した関東(クァンドン)大学キャンバスを寮として使用している。つまりそもそも寝泊まりに適した環境ではないということだ。シャワーは各班ごとに1つしかなく、入れ替わりで急いで入らないといけないという。
施設も悪くコンビニまでは往復30分、最も近い駅まではシャトルバスを使うしかない。最も心配なのは荷物で自室が無いためみんなを信用するしかないのだ。
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