【簡単に説明すると】
・サムスン工場の起工式でトラブル!
・垂れ幕が逆さまに
・イベント関係者解雇の噂が流れる
サムスン電子の華城(ファソン)キャンパスで最先端の微細工程(EUV)生産ラインの起工式が行われた。この生産ラインはサムスンが6兆5000億ウォン(約6500億円)を投じて建設した。
起工式の最後には式を祝う垂れ幕が落ちる。司会者がカウントダウンをして、「1・2・3」と叫んだあとに花火が中央からあがりながら、祝砲と共に垂れ幕がおりた。しかし垂れ幕が降りると起工式の参加者はざわめき始め、あちこちで「「大事故だ」「やばい」という声やため息が聞こえた。垂れ幕には「華城 EUVライン 起工式」と書かれているが垂れ幕が逆さまになっているのだ。
この日の起工式にはキム・ギナム、サムスン電子DS部門長(社長)をはじめ、カンインヨプ、サムスン電子システムLSI事業部社長、チョンウンスン、ファウンドリー事業部社長、グォンチルスン国会議員(華城市)、ファンソンテ華城市副市長と地域住民など300人余りが参加した。
「管理のサムスン」と称され、徹底かつ完璧な行事の進行をされるサムスンがこのようなハプニングを起こしたのは即注目を浴びた。ネットユーザーは「初の過ちだ」「厄払いしっかり」という声を挙げ、また中には「大ヒットの兆しではないか」という皮肉の声を出す者もいた。
SNSでは「サムスンがイベントを準備した関係者たちを解雇することにした」という話も出回った。しかしサムスン側は「イベント代行業者のミスで起きたハプニング。解雇の噂は事実では無い」とコメントした。