【簡単に説明すると】
・ボルボ傘下のアメリカの企業がフライングタクシーを発表
・走りだしたら分離して着陸時に再度合体
・10年以内に実用化される
自動車と飛行機が合体したような「フライングタクシー」を近い将来現実に見ることができそうだ。
アメリカのシリコンバレーのテラフージア(Terrafugia)という企業が新しい概念のタクシー「TF-2」を公開し注目を浴びている。現在は設計段階だが、従来のフライングカーとか異なる。
TF-2の最大の特徴は空用の機体と車が合体した形状だということ。搭乗方法は実にシンプルで、最初に呼び出されたTF-2は乗客の家の前や客のところまで移動する。そのとき最大4人まで乗ることが可能。ここまでは一般的なタクシーと同じ。その後TF-2はは離陸地点まで移動し自動車と分離して空を飛行し目的地に向かう。目的地には別の車が待っているのでその車と合体し着陸となる。
この方法のメリットは搭乗場所に制限が無く、搭乗後に離陸場所に移動すれば良いだけだ。テラフージア社は「TF-2は今後10年以内に開発が終わり現実になるだろう」と語った。
これを発表したテラフージア社は別のフライングカー「トランジション(Transition)」を公開し開発も行っている。
テラフージア社は昨年ボルボの親会社である中国の企業に買収された。