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10年以上前に絶滅したはずのサメが市場で普通に売られる



【簡単に説明すると】
・10年前に絶滅したはずのサメが市場で売られる
・淡水に生息する珍しいサメ
・絶滅の理由は乱獲と生息地破壊



10年以上前に絶滅したはずのサメが魚市場で普通に売られているのが目撃された。絶滅したはずのそのサメはインドのムンバイの市場で取引されていたと報告。

写真のサメがその絶滅したはずのサメで、ガンジス川に住んでいる「ガンジスメジロザメ(Ganges river shark)」という海水と淡水に生息する非常に珍しいサメ。このサメは非常に気性が荒いことで有名で、目が非常に小さいのが特徴。

ただガンジスメジロザメが最後に目撃されたのは2006年が最後だということ。その後は目撃もされず絶滅したと思われたが、市場で遺体で発見された。

世界自然保護連盟(IUCN)によるとガンジスメジロザメは絶滅寸前の状態で、「深刻な絶滅危惧種」に分類されている。そんなガンジスメジロザメが生きたまま捕獲されたのは珍しく、生態や特徴については研究されていない。

また専門家は「生きているガンジスメジロザメを見た人はほとんどいない。長い時間姿を消していたガンジスメジロザメが市場で販売されたという事実は残念だ」と述べた。

ガンジスメジロザメが絶滅した理由は乱獲や生息地破壊のためだという。

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