【簡単に説明すると】
・麻薬密売で起訴された容疑者の家族や親戚の家にペイント
・「麻薬中毒者の家族」とペイント
・中国のネットでは批判が殺到
中国の警察が麻薬を販売した疑いで起訴された容疑者の親戚や家族、10世帯の家庭の外壁に「涉毒家庭(麻薬中毒者の家族」とペイント。その10世帯の家族が麻薬密売の疑いがあるかのように示し問題となっている。
このペイントしている様子は5月7日にオンラインに公開されるも、瞬く間に中国のネットユーザーは「プライバシーの侵害だ」と批判が殺到。またこのような行動は名誉毀損の疑いで警察を起訴できるとしている。
警察側は「10世帯全てが薬物関連の犯罪に関与しているかもしれない。キャンペーンの一環として行い、このペイントのことは事前に通告した」と現地メディアに伝えた。しかしあまりにも批判の声が高まったため、現在はこれらのペイントは翌日に削除された。また家族や親戚は麻薬関連の犯罪には関与していなかった。