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大韓航空の親会社従業員がデモ「犯罪だらけの経営陣一族は退陣せよ!」 社員から嫌われる会長一家



【簡単に説明すると】
・大韓航空の社員達が経営陣の退陣を求めるデモ
・暴行、密輸、関税法違反、労働基準法違反、入出国管理法違反の疑惑がある
・事の発端は3月のコップの水投げつけ事件



大韓航空の親会社である韓進グループ系列の従業員と元従業員が5月18日の19時30分、ソウル光化門世宗文化会館の前で会長一家の退陣を要求するデモ集会が行われた。

会長一家は、関税法違反や入出国管理法違反など各種疑惑が浮き彫りになり、今月に入りデモ集会は3回目となる。

デモ隊の前に用意されたステージに参加者はあがり「ナッツ事件の時にもっと声を大にしていれば良かった」と語り、「今からでも私達の仲間と、蛇管航空を守らなければならない」とした。

ほかの参加者は「今明らかになったトップ経営者一族の犯罪を見て、暴行、密輸、関税法違反、労働基準法違反、入出国管理法違反などがある。必ず処罰しなければいけない」と経営陣に対する批判をした。

この日のデモ参加者は現職だけでなく、元社員も混ざっており、デモの象徴となった映画『Vフォー・ヴェンデッタ』のガイ・フォークスの仮面を被って参加。身元がばれることにより、会社に不利益を与えたとして解雇になる可能性があるためだ。この日のデモ集会の参加者は400人ほどだった。

・大韓航空経営陣が追い詰められる発端は?

事の発端は3月に大韓航空の専務であるチョ・ヒョンミンが広告代理店の社員に対して水の入ったコップを投げつけたのが切っ掛け。その後社内でわめくチョ・ヒョンミンの音声やパワハラのリーク、それだけでなく関税法違反や入出国管理法違反など数々の告発があり、警察まで動きだした。

捜査はナッツ姫の妹のチョ・ヒョンミンだけでなく、母親や父親、自宅の家宅捜査にまで及び、家の中に隠し部屋があったことも判明。1度目の家宅捜査では何も見つけられなかったが、その後隠し部屋があるという告発を受け再度家宅捜査をすると数時間の捜索の末に隠し部屋を発見。しかし隠し部屋の中は空っぽだった。一度目の家宅捜査のあとに証拠隠滅された可能性が高い。

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