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日大アメフト部危険タックル問題 日大広報の問題が露呈しはじめる



【簡単に説明すると】
・日大アメフト部問題
23日の緊急会見で司会をしていたのは広報部
・日大の広報に問題が?



5月6日に日本大学アメフト部と関西学院大学との定期戦にて、無防備な選手に対して背後から日大の選手が激しいタックルをしたとして問題になった。

10日には関西学院大学アメフト部が日大アメフト部に申し入れ文書が届き、翌日11日には加害者の両親が日大アメフト部の内田前監督を訪れ直接謝罪したいと話したが止められる。
同日、日大の内田前監督の処分を発表。日大の部の公式ホームページに謝罪文を掲載。内田前監督の処分内容は厳重注意のみ。

14日、関西学院大学だけであなく法大、東大、立教大が春の日大戦を中止すると発表。

16日になると日大が内田前監督から聞き取り調査を行い日大広報が「反則行為を指示したことはない」と明らかにした。

19日になると内田前監督監督が伊丹空港にて取材に応じ、監督を辞任することを表明。その取材の間、関西学院大学を「かんさいがくいんだいがく」と間違え問題に。

22日に加害者である宮川選手が会見。指示によりやった旨が発覚。

同日の会見後に日大広報が「クォーターバック潰せ」は事実だが誤解。「思いっきり当たれ」の意味と文書でコメント。

23日、内田前監督と井上前コーチが緊急会見を開く。「潰してこい」とは言ったが「怪我させてこい」とは言っていないコミュニケーション不足だったとした。

・日大広報の米倉久邦とは何者?

そして、問題となったのが同日23日の会見で声を荒げていたのが司会者。実はこの司会者は日大広報部職員の米倉久邦。この人物は過去には共同通信の論説委員だった。やたらと内田前監督と井上前コーチを庇う発言や、会見を仕切り早く終わらせようとし、一連の今までの広報のコメントもこの米倉、もしくは米倉の命令により出されたものだと思われる。

本当ではあれば選手を守らなければいけない立場の広報。それを理事であり監督の内田を守りに入っている。
会見中も記者から「あなたの発言で日大のブランドが落ちるかもしれないんですよ」と言われるも「落ちません!」と言い切る場面があった。
上記の時系列の中でも、広報は監督を庇うコメントをしているのが見受けられる。広報単独でのコメントなのか、日大による見解なのか不明であるが、こうした体質が無くならない限り、日大が自ら真実を語ることは無さそうである。

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※画像はニコニコニュースより