【簡単に説明すると】
・中国で離婚するのに試験導入
・60点以上取ってしまうと離婚できず
・まだ修復可能と判断
中国では離婚率が急増しており、地方政府が離婚試験なるものを実施。夫婦が離婚を申請すれば政府は、離婚試験を夫婦に受けさせる。この試験は「配偶者の誕生日」、「配偶者の最も好きな食べ物」、「結婚記念日は?」などと言った問題で構成されており、60点以上だと離婚の許可が出ない。
試験は学校の試験と似ており、空欄埋めや記述式、作文などで構成されており、家族の扶養義務を果たしたかどうかを知る物だ。問題は全15問で100点満点で採点され、60点以上だと離婚を再考するように促しその際は離婚不可能。つまり60点以上だとまだ夫婦は修復可能だと判断し、やり直させるための試験だという。
離婚試験は昨年から試験的に開始されていたがおり、5月31日に江蘇省が本格的に実施。
中国の離婚率は社会問題にもなっており、2017年上半期だけでも200万夫婦が離婚しており、これは前年度に比べて11%も増えた数字。
ただこの試験、抜け穴もあり、お互いがわざと問題を間違えて悪い点を取ればいいだけで、今後別の対策が取られそうだ。