【簡単に説明すると】
・ラオスでダムが決壊、1200世帯、6600人が家を失う
・韓国専門家が「韓国企業に大打撃を与える」と指摘
・施工は韓国企業2社
ラオスの南東部アッタプー県で23日夜に建設中の水力発電所のダムが決壊するという事故が起きた。数人が死亡、数百人が行方不明、また1200世帯に影響が出ており6600人が家を失っている。ダムの決壊により放流した水が6つの村を襲うという事態になっている。
このダムは2012年に韓国企業2社が受注し、2013年の2月に建設が開始。ラオスの国営企業も建設に参加していた。ダムは9割ほど完成しており来年の稼働を予定していた。
このダムの事故に対して韓国メディアでは次のように報じている。
まずダムの事故について、水門がそもそも動作していたかどうかで、責任の所在が変わって来ると専門家は主張。
消防防災学科教授は24日にラオスのダム崩壊について「まず、水門が機能していたか確認しなくてはいけない。自然氾濫の場合は施工者の責任はないが、もし水門を開こうとしたのに開かなかった場合は施工者に問題があったと考えられる」と述べた。続いて「自然氾濫ではなくダムに亀裂が生じ、それが原因で崩壊した場合は施工者の責任だ」と明らかにした。
教授は「韓国企業に深刻な打撃を与える。不良施工と誤認されたらいけないので政府は迅速に行動し支援もしなくてはいけない」と強調した。
ラオスのダムはSK建設と韓国西部発電が2012年に共同で受注。
もしこれが施工不良となれば、ダム建設だけでなく今後韓国企業による受注すら懸念されそうである。
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誤認って笑
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