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イギリスのフェミニスト団体が新iPhoneの発表を受けて訴えを起こす 女性の手じゃ持てず差別だ!



【簡単に説明すると】
・イギリスのフェミニスト団体が新iPhoneが女性差別だという
・大型の本体は男性しか持てない
・男性向けにしか開発してないと指摘



イギリスのフェミニスト団体が13日に行われた発表会を受けて批判し訴えを起こしている。最新の『iPhone Xs』、『iPhone Xs MAX』、『iPhone XR』はいずれも大きく、一番小さな『iPhone Xs』で5.8インチ、『iPhone Xs MAX』は6.5インチとなっている。

そのようなアップルの新iPhoneのスペックが公開されると女性団体のメンバーは一般的に男性の手の方が女性よりも大きく、女性に考慮していない、反女性製品だと非難した。

イギリスの女性団体の会員でもある、キャロライン・クライも現地メディアのインタビューで「女性の手は男性よりも約2.5センチ小さいので、女性に小さな機器を利用することが可能なように選択を与えるべき」と主張。また大きなスマホを使っていたせいで運動損傷症候群(Repetitive Strain Injury/IT機器を過度に使用する際に現れる症状)にかかったとしており、そのときは『iPhone 6』を使用していたが、サイズが小さい『iPhone SE』に変更したところその症状が消えたという。

イギリスの政党である女性の平等党の代表、ソフィーウォーカーは「アップルイギリス支社の男女賃金格差は24%に達しており、それだけでなく男性従業員のボーナスが女性に比べて57%高い。このような状況で、デザインを決定するのに女性に考慮するはずがない。アップルは女性と男性を同等に見ていない」と指摘した。