【簡単に説明すると】
・『スーパーJチャンネル』に安田純平が生出演
・MCの渡辺宜嗣が突っ込んだ質問をする
・「ウマルはイスラム名」
シリアの過激派組織から解放され無事帰国した安田純平さんが11月2日に放送された『スーパーJチャンネル(テレビ朝日系)』に生出演。
本日の会見では語れたなかったことを語った。
MCの渡辺宜嗣さんが解放の経緯を聞き「身柄はトルコで?」と聞くとトルコで別の車に乗せられたと語った。
更に「その日、菅官房長官が身代金は払ってないと言ってましたが見聞きしましたか?」と言う質問には、「見聞きしたことはない」とした。
身代金関してですが、生存証明が2016年以降取られてなかった。詳しくは「動画は1年前でも取れるしそのとき生きているという証明を取らないとだめ、出来事などを言うなど」としており、そのような生存証明がないことから身代金は支払われていないと言う。
拘束中は荷物が返され本、衣類、ノートをくれて日記を付けるのも許された。ただ拘束期間後半になるとそれも許されなくなった。
渡辺宜嗣さんが「誰によって拘束されたんですか?」と聞くと、安田さんは「相手の特定は難しいですが反政府のイスラム系組織。施設の中にもヌスラ戦線の人も捕まっていた」と相手のことを語った。
また場所は数カ所を転々としているが組織としては1つの組織だという。
渡辺宜嗣さんが「拷問は安田さんが受けたんですか?」と言う質問に対して、「私ではなく私の近くの人が見せしめに拷問を受けてました。見せしめで。私はそこまで酷いことはされてません」と拷問について否定。
渡辺宜嗣さんは更に「テレビがあり食事が1日2食ある日もあれば、1メートルの部屋に押し込められているときもある、この違いは?」という突っ込みに対しては「巨大収容施設に行くまでは対応は良くて、スパイ行為していると思われ、身動きしては行けない、水浴びしてはいけない、音も立ててはいけないとなった」と待遇の差を説明。
ウマルという名前の説明はイスラム名と説明。実際に韓国には「ウマル」という名前の人物はいない。
最後に自己責任論について聞かれ、「全額返金しろ」、「自ら行ったのだから仕方ない」、「『自己責任だから』と自身が言ったのに助けを求めるな」、「今後海外にいる全ての日本人が拉致の対象になる」という批判に対して、安田さんは「当事者なので自己責任で当然、そのことで国家が何をやるかは別。外務省はやるべきことや身代金を払わないとなった。もちろん感謝しています」と語った。
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